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とっても重要なんですよね。リンクを付ける。
これができないとWebサイトにならない。
リンクというのは「あるページAから、あるページBへの道を作る」ということです。
Webサイトの強みはこの「リンク」によって事実上無限に拡張できるところにあるんですよ。
Twitter等SNSではこれが自由自在に構成できない。レイアウトに制限があるからね。
作業そのものは簡単なんですよね。
特に難しい操作はありません。
ホームへのリンクを作る
上の画像では、自分が作ったサブページから、自分のWebサイトのホームへリンクを付けようとしています。
「ホーム」という文字列をマウスで範囲選択してから、右上の方にあるチェーンみたいなマークをクリックします。
これが基本です。
閲覧者がいつでもホームへ戻れるようにする。
Googleサイトの場合、左上にアイコンがあります。
そこをタップしても戻れるのですが、明示的に「ほ~む」というリンクは別に作っておくといいです。
操作は簡単。
次の画像のように、ホームと表示される部分をクリックするだけです。
こういうところがGoogleサイトの利点
煌びやかなWebデザインより、こういうところのほうが重要だと思ってますね。
閲覧者に負荷を与えないサイトの構成。
例えば私のサイトなら、ページの最上部と最下部にホームへ戻れるリンクを用意していて、そのホームがサイトマップにもなっています。
すると何が起こるかというと、閲覧者としてはホームをサーっと眺めるだけで要点を掴めるようになるんですよ。
頻用テクニックです
ホームを指定できたら、「適用」という文字をクリックすれば終わりです。
これでホームへのリンクができました。
自分のサイトから外へのリンクを設定する方法も習得する必要があります。
これができないと、個人サイトから自分のTwitterアカウントへのリンクを貼ることができません。
URLをコピーする
まずはリンク先にしたいページを普通に開き、そこのURLをコピーします。
ここではGoogleとしました。
GoogleのトップページのURLは「https://www.google.co.jp/」です。
途中までの操作は同じです。
下の画像ではGoogleという文字列を範囲選択し、チェーンのマークをクリック。
リンクと書かれたテキスト入力エリアを表示させます。
上述の操作では、ここでホームのボタンを押すだけで良かったのですが…
URLを貼り付ける
ここでは、先ほどGoogleのトップページから持ってきたURLである https://www.google.co.jp/ を貼り付けます。
つまり、GoogleのトップページへジャンプできるURLを直接記入したということになります。
それから適用して終わりです。
ご興味のある方は右側の∨をタップしていただければ、中身をご覧いただけます。
仕事の一環でね。しばらく「IT学校の教員」をしたことがあります。
Word・Excelもそうだし、いろいろと生徒さんにお伝えしました。
その中にWebページ作成という単元もあったんだけど、強く印象に残っているエピソードがあります。
このページにある「リンク」というものは、パソコンに馴染みがない人にとっては非常に高い壁になることがあるんです。
URLを指定すると、自分がいるページから他のページへジャンプするポイントを作ることができる。
自分自身は普段、SNSやいろんなアプリで操作していて既にやっていることなんだけど、いざ自ら設定しようとすると意味が分からない。
URLのコピー、文字の範囲選択、チェーンマークのクリック、URLの貼り付け、適用。
なぜそういったことをする必要があるのか、意味が分からない。
Googleと入れればいいじゃないか。なぜ文字列を範囲選択するのか。コピー貼り付けとは何か。タブの移動をしたのにURLを覚えていられるのはなぜか…それぞれの作業が持つ意味をまったくイメージできない。
そのWebページ作成のレッスンでね。
このページに書いてあるようなことを生徒さんたちに教えていたのですが、一人の女性がまったく付いて来れなかったんです。─ 実際にはこのページのものより手順は複雑でしたが。 ─
上述のように何から何まで意味が分からない状態ですから、操作としては分かっていても私がホワイトボードに書いているようにパソコンで操作ができないのです。
いろんなポイントでミスをする。
教室の前の方からでもその女性が戸惑っているのが分かるから、そのたびに女性の近くに行って、目立たぬようにそっとフォローを入れ続けていました。
でもね…泣き出しちゃったんですよね。その女性が…
そんなに年齢もいっていない、若い女性でした。
たまたま周囲の生徒さんたちで年配の方が多かったこともあるんでしょうね。
回りが静かに何も言わずにスラスラできているのに、自分だけがまったく意味が分からない状態になっている。
フォローを受けても、手順が先に進むたびにミスをしてしまう。
定刻でレッスンを終えてからその女性に追加でいろいろお伝えし、その場は事を収めることができましたが…
このエピソードで私が感じたのは、私を含めてデジタルネイティヴと言われる世代であっても、意識して触れる機会がないとパソコンのあれこれは習得できないということなんです。
その女性はスマホを持っていて、私なんかよりよっぽど早く文字入力ができて、スマホを使いこなしているように見えました。
でもiPhone含めてスマホというのは、利用者がIT関連の知識とかを意識せずとも操作できるようになっているんだよね。
だから何も知らなくても困らないのですよ。
でもいざホームページの内部構造に触れる機会があってURLというものに接したとき、何がなんだか分からなくなってしまう。
私もスマホを触ってて思うけど、ブラウザをブラウザとして意識しなくていいし、タブの切り替えができなくても問題ないし、URLのコピーなんてやらないもん。
───・───・───
こういうことを経験したことがあるので、この「リンク」という内容については注意が必要だと思っています。
個人サイト作成で技術的な挫折ポイントがあるとしたら、ここなんだよね。
プログラミングなんかぶっちゃけどうにでもなるんですよ。書けなくてもいい。
一見すると非常に単純で、かつ誰でも聞いたことがあるURLという文字列と、リンクという言葉。
この単純な事柄でも、いざ主体的に扱おうとすると…引っかかることがある。
日本語ページのURLと英語ページのURLとでは構造が違うことがあるし、一見するとめちゃくちゃ長いURLにもちゃんと意味があります。
でも…このURLやリンクという言葉自体、世間一般では常識みたいに扱われるんだよね😮💨
だからこの「リンクを付ける」というポイントは個人サイト作成の登竜門でありながら、人に聞きにくい単元となってしまっています…
「URL」や「リンク」という言葉について理解が曖昧でも、それは恥ずかしいことではありません。
パソコンに触れた経験がなければ、分からないというより知らないのが当たり前。
でもここを超えてしまえば、個人サイトを大きくしていくことができるようになります。
正確には違うんだけどね。
意味合いとしては。
一応書いておくと、GoogleサイトはGoogleドライブの中にあるアプリケーションだから、保存操作をせずとも作業結果は自動的に保存され続けます。
ユーザーがいちいち上書き保存をしなくていい。
ただ、Webサイトというのは保存しているだけではダメで、その保存した結果を公開してあげる必要があるんです。
テストサイトだからずいぶん寂しいように映るけれども。
これで自分のサイトのホーム。
そして、Googleのトップページ。
これらへジャンプできるリンクを設定できたことになります。
私が普段仕事でやっているような、組織としてのWebサイト作成業務というのはまた違うんですけどね。─ 違わないケースもあるけど。 ─
個人サイト制作というのは、ここまでお話してきたような手順を繰り返すことになります。
この繰り返しを積み重ねることで、お客さんが連日出入りするようなサイトを作成することができるわけです。
つまり…まずはサイトを作成します。
次にざっとデザインを整えます。
閲覧者に読んでもらうためのテキストを入力していきます。
話題によっては画像を挿入する必要もあるでしょう。
一区切りついて別のことを書きたい場合、改めてページの追加を行います。
その追加されたページと、元のページとの間に階層構造を設定する必要があります。これによってナビゲーションが機能します。
そして閲覧者の利便性のために、各々のページへジャンプできるリンクを付ける。
加えてSNSでの人間関係が気になる方に関しては、ヲチ対策と検索除け設定をしても良いでしょう。
Googleサイトなら裏サイトも自由に作成できるため、それを使って自分が本当にやりたい個人サイト本体を守ることもできます。
話題の選び方によって閲覧者の多い少ないがあることは事実です。
時間が経つと世間から注目されなくなっていく話題
いつまでも人の興味を引くような話題
1よりも2を積み重ねたほうが、積み重ねた結果が効いてきて閲覧者が増えていきます。
1に該当する話題を書きたいなら、可能な限り並行して2に該当する話題も書いていくと良いかと。
そうすれば「いつまでも人が来ない…」という事態を回避できます。
自分の「好き」だけではなく、他人の「好き」にも興味を持って書くと言いますか…
Googleサイト関連ページへのリンク集です。
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私の個人サイト「fein's portal」は、Googleのウェブサイトビルダーで作っています。
この新しいGoogleサイトについて、使い方のガイドを書いています。
新しいGoogleサイトの使い方 ~ サイトを作成する ~
このページのcoffee breakというコーナーで「世界初のホームページ」をご紹介させて頂いております。